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蒲菖亭(あべの古書店主人)
蒲菖亭(あべの古書店主人)

2017年09月17日

因果二題

つくづく古本屋は因果な仕事だ。
在庫していた戦前の本に書き込みがあることに気づき、少し調べたらいきなり我が国の戦争のダークサイドにたどり着いた。
事情通からは「深く首を突っ込むと消されるよ」と忠告される。
静岡のような地方都市でこんな「闇」に…、というかこの街はどこか変だ。

ところで、
沖縄の少年たちが墓を荒らした事件について。
悲劇的な歴史の認識が若い世代に継承されていないという意見が主流だったが、俺は逆だと思った。
少年たちは、その「場所」が禁忌地でありおぞましい記録を残す洞窟であり強烈なたたり場だからこそ、肝試しの「場所」に選んだはず。
眠らされていた鬼神、眠っていた祟り神を呼び起こす荒っぽい儀式だったのだと考える。よくやった。

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Posted by 蒲菖亭(あべの古書店主人) at 23:59 │日録古書
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