2019年01月09日
サンデル問題
ZOZO事案はサンデル問題に対するひとつの回答でもある。
すべての人々を救済することが不可能ならば、気に入った者から助けよう。
首相のおともだち優遇政策もこれと同じ。
これが「悪」だとは思わない、「善」だとも思わない。
一人助けてよかったという幸福と、一人しか助けられなかったという不幸は同じ顔をしている。
だが、俺が親しんできた物語の主人公たちはいつでも「全員助ける、絶対あきらめない!」と叫んでいた。
だから考えてみる。
50億円ほど使って世界中のすべての人々に1円ずつ分け与えたとしたら、それで救済される者はいるだろうか。
いるような気がするのである。
話は変わるが、
過疎地にニート村があるのだそうだ。
引きこもりの若者たちが限界集落に移り住んで、共同生活的なことをしているらしい。
共同生活ができるなら社会生活もできそうなものだが、それぞれが自室に引きこもって、同じ屋根の下に暮らしていながら何ヶ月も顔を合わせることがなかったりする。
どうやって生計を立てているのだろう、自治体やなにかの組織、あるいは親からの金銭援助があるのだろうかと不思議に思った。
なんのことはない、ニートたちは、デザイナーだったりデイトレーダーだったり、なんらかの仕事を持っていたのである。
そういうのは在宅勤務というのではないか、ニートなどと言うな!
すべての人々を救済することが不可能ならば、気に入った者から助けよう。
首相のおともだち優遇政策もこれと同じ。
これが「悪」だとは思わない、「善」だとも思わない。
一人助けてよかったという幸福と、一人しか助けられなかったという不幸は同じ顔をしている。
だが、俺が親しんできた物語の主人公たちはいつでも「全員助ける、絶対あきらめない!」と叫んでいた。
だから考えてみる。
50億円ほど使って世界中のすべての人々に1円ずつ分け与えたとしたら、それで救済される者はいるだろうか。
いるような気がするのである。
話は変わるが、
過疎地にニート村があるのだそうだ。
引きこもりの若者たちが限界集落に移り住んで、共同生活的なことをしているらしい。
共同生活ができるなら社会生活もできそうなものだが、それぞれが自室に引きこもって、同じ屋根の下に暮らしていながら何ヶ月も顔を合わせることがなかったりする。
どうやって生計を立てているのだろう、自治体やなにかの組織、あるいは親からの金銭援助があるのだろうかと不思議に思った。
なんのことはない、ニートたちは、デザイナーだったりデイトレーダーだったり、なんらかの仕事を持っていたのである。
そういうのは在宅勤務というのではないか、ニートなどと言うな!
Posted by 蒲菖亭(あべの古書店主人) at 23:59
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