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蒲菖亭(あべの古書店主人)
蒲菖亭(あべの古書店主人)

2020年04月07日

トニー・ハリソン

なぜいまSPACの宮城聰は《芸術は最悪の事態に対する処方箋》と力強く呼びかけなかったのか。

1999年5月16日、トニー・ハリソンが静岡で《芸術は最悪の事態に対する処方箋》と言った時、宮城もその場にいたのである。
「演劇の上演は神との契約であり、上演中止はありえない」とフランスで宣言した宮城は、あっさりと前言をひるがえした。

ハリソンの言葉はバラードと共鳴する。
《極端な状況における極端なメタファー、極端な危機の折にのみ利用される一か八かの手引き書(柳下毅一郎訳)》とバラードは自作を語った。
戦時下ならばそれは有効。
有効でないのならば、いまは戦時下ではなく独裁下なのだろう。

閉店する!(あべの古書店主人)

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Posted by 蒲菖亭(あべの古書店主人) at 23:59 │日録演劇
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